健康寿命とファンクショナルトレーニング

【日本の未来とファンクショナルトレーニング】

開業してから7年が経とうする中、トレーニングやフィットネスへの関心が高まっていると言いますが、果たして本当にそうでしょうか?

短期集中ダイエットブームが過ぎて、多くの人が「健康」と「運動」に注目をするようになっています。

つまり「痩せる」=「健康」という価値から少しずつシフトチェンジしている気がします。

もちろん肥満、生活習慣病、もしくは予備軍の患者さんは痩せる必要があります。

ここで重要なのが「健康」と結び付けて痩せる事が重要になります。

 

例えば…40歳でプチ肥満、生活習慣病患者予備と診断されて、ジムに入会して、毎日走って、なんとなく筋トレして、体重が減った。

ウエストが縮んだ、などいい結果は出ると考えられます。

 

ですがまだ40歳です。 身体というのは厳しい環境から常に逃れようと体型を元に戻そうとする働きが本能的に働きます。

だから同じことをしてても落ち続ける事はないし、むしろ体重が増加した、身体に締まりがなくなったなどマイナスな結果を得る場合が多くあります。

そして悪い結果を目にした時・・・人はやる気を失い、運動を止めてしまいます。

 

ここで思い返してみてください。

 

なぜ運動を始めたのでしょうか?

 

「健康」という言葉を忘れてしまいましたか?

 

「健康」とはなんでしょうか?

回答は人それぞれだと思います。ですが確実に「ジムに行って走って痩せて、食事制限して…」無理なダイエットは健康とは結び付かない事は、成人した大人は十分に理解していると思います。 ですが誰もが忘れてしまいます。

 

私の考えるけ「健康」と「運動」はとてもシンプルです。

 

それは…

 

「健康寿命を長くする手段です」

 

健康寿命が長いと得すること!

・無駄なお金が掛からない

・制限なくどこにでも買い物、旅行に行ける

・介護の心配がないので家族を幸せにすることができる

様々です。

 

そして健康と大きく結び付くのが「動き」にあります。

筋肉をつける=身体を自由自在に動かす事ができる…それは不可能です。

歩行に障害を持ってしまった場合、トレーニングマシーンに座って筋トレするだけで歩けるようになるでしょうか?

リハビリテーションセンターに行くと、皆さん手すりを持って一生懸命歩く練習をひたすらしていますよね。

 

ですから一生涯「自由に動ける身体」を目指すのであれば、動きのあるトレーニングを行う事が重要になります。

それを「ファンクショナルトレーニング」と言います。

 

筋肉を分けてトレーニングする「ボディービル」「ボディーメイク」も目的としたトレーニングも重要ですが、ファンクショナルトレーニングは身体の動き、動作に特化したトレーニングであり、人間の構造に伴って構成され、そしてQOLの向上を目的としたトレーニングメソッドとなります。

 

40歳と例題として書きましたが、これからの時代、医療、食品の進化と共に100歳まで生きなくてはならない人生となるかもしれません。

 

いかに、関節、心臓、気持ち全て健康であることが「健康」です。

 

綺麗、かっこいい身体を目指すことは素晴らしいことですが、自分の生活環境、メンタル、全てが重要であり、そして運動は一生続ける事になるでしょう。

健康で生き続けるための最強の手段です。

 

他国のように自分の身体は自分で守る、そしてアクティブで制限の無い身体がどれだけ幸せであるか。

 

私は常に今の自分も楽しみつつ、将来どのような生活をしたいかというのも視野に入れてトレーニングに励んで頂きたいと思います。

 

大久保 宗之介